腰の骨と骨の間の椎間板(クッション)が、大きな力により飛び出して神経を圧迫する病気。
腫瘍や炎症ではない、腰椎周辺の変化により、脊柱管(神経の通り道)が狭くなって足の痛みやしびれ、麻痺などが出ることがある病気。
脊椎椎体の上下面を形成する終板の辺縁から、骨の異常増殖や靭帯の石灰化による骨棘が突出し、しばしば椎間板の変性や亀裂を生じている疾患。
骨格が太く、肥満気味といった体質も原因となるが、不自然な姿勢や重労働により、腰部に異常な負担がかかって生じることが多い。
発育期~青年期における激しいスポーツ、生まれつきによる脊椎の関節突起が離れている状態を脊椎分離症という。
分離症が原因で、あるいは高齢になり、腰椎周辺の靭帯がゆるみ、脊椎椎体が前後方向に移動することを脊椎すべり症という。
腰痛、特に体をそらすことによる痛む。
神経の根本や脊髄の圧迫により、腰部の痛みや、下肢にしびれがでることがある。
三叉神経痛は激しく短い痛みが発作的に顔面(片側)に生じる病気です。顔面ではなく、歯の痛み、歯肉痛で始まることもあります。
歯みがき、洗顔、ひげそり、食べ物を噛み砕く、会話、軽く触れる、風にあたる等でも激痛が生じ、食事や会話さえ出来なくなることもあります。
三叉神経痛は、ある期間痛みが続いた後、全く痛みのない寛解期という時期が、数か月~数年と続く事もあります。そしてまた痛みのある時期へと繰り返していきます。
当院では、内服療法とブロック療法を併用して治療を行っています。
ブロック療法では、痛みの領域に応じて、三叉(さんさ)神経のそれぞれ三本の枝の末梢の部分をブロックします。
男女、年齢層に関係なく、顔面の左右どちらかの表情筋の動きが鈍くなったり動かなくなります。
その結果
などが起こります。
(高気圧酸素療法)
※初期の顔のマッサージはしないで下さい。
ある日突然、片側の耳が聞こえなくなります。雑音が入ったり、耳が詰まった(こもった)感じ、耳鳴り、めまいや吐き気を伴うこともあります。
一般的には、40~50歳代に多い症状ですが、子どもや高齢者にもみられます。
内服療法、ブロック療法、高気圧酸素療法などが行われます。
突発性難聴は早期治療が大切です。発症から10日以上経過すると、聴力が回復する可能性が低くなると言われています。
帯状疱疹は、水ぼうそうを起こす原因ウイルスと同じ水疱・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気です。
体中の神経節(神経の細胞が集まった部分)に潜んでいたウイルスが加齢、ストレス、疲労などにより免疫力が低下した時に皮膚を伝わって現れます。水ぼうそうにかかった事のある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
原因になるウイルスに対しては、抗ウイルス薬を使用します。
痛みに対しては、消炎鎮痛薬を使用します。
当院では、ブロック療法(硬膜外ブロック、星状神経節ブロック)も併用して治療を行っています。